2007年8月29日水曜日

物には記憶が宿る?

 漫画の話ですが「地獄先生ぬ~べ~」という漫画の話に、"物"に記憶が残る話
が出てきます。 (第48話 妖怪大集合の巻き、より)
ほんのさわりですが、特に石には記憶が残りやすいとか、
"物"を霊視して持ち主のことを言い当てるタイプの霊能力者の話に触れて
います。
以上のことをあわせて考えると、山本印店の翁もそういうタイプなのかもしれませんね。
石ではないですが、印鑑という"物"にも何らかの情報が記憶され、
それを読み取ることが出来るのでしょうか。
翁はそんな不思議な力を著作の本では"感"と言っています。
ちなみに、ウィッキーさんが翁の事を「占い師、霊能者、宗教家でもない」と
書いています。(桃仙:山本桃仙の魅力、より)
では翁はいったい何者なんでしょう。^_^

 しかし、翁に見てもらった印鑑は大学生のころ以降に手に入れたもので、親に確認したところ自分が幼いころには存在しませんでした。
もし記憶が残るのであれば、その印鑑を手に入れてからの情報しか入って
いないはずで、それよりも前の情報はないはず。
少しですが翁に幼い頃の話を言われて、宿るのは単なる記憶だけではないのかもしれないと思います。

 そうそう、医学では心臓移植で別の人格になるとか元の心臓の持ち主の記憶が受け継がれるという話もあります。
「エンジェルハート」という漫画もありますね。

また、記憶ではないですが、絵画、人形にも魂が宿ったりと、何か目に見えないものが宿ったりします。
それから昔から日本では九十九神のお話もありますしね。
ともかく"物"と記憶というのは何なんでしょうね?
ほんと不思議な話です。

 自分も"物"から普通の人には見えない情報を読み取れるようになりたいものです。
翁によると"どんな人にもある能力"だそうです。